子育てに余裕がない君へ。笑顔よ笑顔|薬剤師パパの後悔と気づき
今に余裕がない君へ。笑顔よ笑顔。
必死だった、あの頃の毎日
小さな子供を子育てしている時は、もう必死。
何がなんだかわかんないうちに、時が過ぎていく。
毎日、何をしているんだろう。
朝起きて、朝ごはんを食べさせて、家事をして、子供を保育園に送って、仕事をして、帰って、また家事をして、寝かしつけて、一緒に寝てしまう…。
また朝、ハッと目が覚めて、子供を起こして、今日もはじまる。
この慌ただしい毎日が、一生続くものだと思っていた。
でも気がつけば、子供は大きくなっている。
上の子なんて、もうすぐ成人だ。大学に進学して、一人暮らし。すっかり親から離れて、大人の仲間入りをしたようで、なんでも一人でできてしまう。
今まで家族みんなずっと一緒で、子供のために何かしてあげなきゃと思っていたのに、気がつけば一人減っていた。
喪失感はある。でも、これは実は正常な、ごく普通の出来事。
先輩方が「子育てしている時が、しんどいけど一番いいのよ」と言ってくれていた言葉が、今になって、よく胸に沁みる。
もちろん、私にはまだ下に子供がいる。責任は重い。これからも下の子たちを、独り立ちできるように育てていく。
気がつけば、時が止まっていた

最近、あのあどけなかった娘が、中学生になっていた。思春期の年頃だ。
私の中では、保育園の頃から時が止まっているような感覚。いつの間に中学生になったのだろう。毎日を乗り切ることに必死で、小学生の間、何もしてあげられていなかったような気がする。
あどけなさと、大人に変わっていく雰囲気が入り混じった表情をする。
感情的になってみたり、少し大人のような口ぶりをしてみたり。
「大きくなったな〜」
保育園の頃の映像が、脳裏に浮かぶ。
一緒によく公園に行ったなー。保育園までの道のりで、あぜ道でザリガニを見つけて、騒いでいたよなー。
思い出すだけで、少し胸があつくなる。
小学生になる前に引っ越したこと、末っ子との時間が増えたこと、仕事に余裕が持てなくなったこと。いろいろなことが重なって、だんだんと、娘と一緒にいる時間が減ってしまった。
四人の子供がいると、一人ひとりにかける時間が減って、どうしても末っ子に時間をかけてしまう。寂しい思いをさせたんだろうな。
子供が親を求めてくる時間は、今思うと、一瞬で過ぎ去ってしまった。
仕事と子育てと家事と、自分の体とメンタル。そのバランスをとろうと、必死でやってきた。
仕事でも成功したい。でも子供との時間も大切にしたい。仕事を成功させるには、もっと集中できる時間が欲しい。自分には能力も戦略もなく、ただ日々を過ごしてしまったのかもしれない。後悔は常にあるし、今は結局、どちらも手に入れられていない。
でも、その時は必死で、その時にできることを最大限やってきたと思っています。
そして、まだ健康だから、これからどう変われるかは分かりません。そう思って、今も挑戦しています。
後悔した私から、今のあなたへ

薬剤師という職業柄、健康にだけは気をつけてきました。今のところ大きな病気もなく、これからの未来に希望が持てるのは、健康があるからです。
子育てをしているお父さん、お母さんは、いろいろな葛藤やストレスを抱えながら、日々を戦場のように過ごしていると思います。未来を見る余裕なんて、ないかもしれません。健康に過ごすための正解も、ないかもしれません。
でも、日々の生活の中に、健康に向き合う時間を、ほんの少しだけでもとってほしいのです。
今もそうですが、子供が巣立ったあとも、親は子供の将来を見続けたいと思うものです。健康は、日々の積み重ね。
後悔した私から、今のあなたへ。ぜひ今のうちから、健康に目を向けてほしいと思います。
後悔はあります。でも、物事は表裏一体。後悔があるから、今気づけたことがあります。
健康だから、今からでも進むことができます。
私がやっているのは、朝の10〜15分のジョギングだけ

ジョギングそのものが、筋肉や骨にも良い運動です。そこに朝日が加わると、体内時計が整い、夜の睡眠にもつながると言われています。日光を浴びるとビタミンDもつくられ、骨の健康にも役立ちます。
子供が小さい間は、朝の10分を確保するのが難しいことは、よく分かります。私もそうでした。
だから、朝の5分、子供と一緒に散歩するだけでもいい。家の前の草花を見る。あぜ道に何かいないか探してみる。それだけでいいのです。
子供との時間がとれない日々の中で、それが、子供との良い思い出になるかもしれません。
笑顔よ笑顔。
親が笑顔でいること、それが子供の幸せにつながるのだから。

