育児相談で多い子供の言い訳!原因や対策は何?言い訳の裏には・・・
育児相談のお悩みで多い「子供の言い訳」。
自我が生まれ、言葉の数も少しずつ増えてくると、素直さの中にも少しずつ甘えや言い訳の言葉も増えてきます。
悪いことをしたな、と自分でもわかっていると、「だって・・・」っていう言葉が、きまって出てきますよね。
そうすると、ママやパパは「言い訳しないの!」って言ってしまうものです。
だって、正しい事を教えないといけない、と思ってしまうからなんですけどね。
どうしても感情的になって、子供を言いくるめてしまうのですが、ここで一つ立ち止まって欲しいんです。
「なぜこの子は言い訳をしたのだろう・・・」
そう、この言い訳の裏に隠れた、「子供の感情」を知っておくことで、育児におけるストレスが格段に軽くなりますので、これからお伝えする内容を、ぜひ参考にして欲しいなと思います。
題して「育児相談で多い子供の言い訳!原因や対策は何?言い訳の裏には・・・」です。
最後までお楽しみください♪
📓この記事で分かること
✔ 子供の言い訳の原因は?
✔ 子供の言い訳対策は?
✔ 子供の言い訳は成長の証(あかし)?
子供の言い訳の原因は?
なぜ子供が言い訳をするのか、を考えていく前に、ここで少し、言い訳をする自分に置き換えてみましょう。
何か頼まれごとをされたとき、忙しくてついつい忘れてしまった事ってないですか?
私はついつい同時に色々考えてしまう癖があって、妻や親から頼まれたことを忘れてしまう事がしょっちゅうです。
その時、なぜか言い訳がでてきます。
「ちょうど用事が重なってしまって、忙しくて、、、」など、言い訳をしてしまう事があります。
なぜ、言い訳をするのか、、、
その根底には、「相手に嫌われたくない!」という思いがあるからなんですね。
言い訳をして、自分の非を少し軽減して、相手からの信頼を失いたくない、と考えるからなんです。
それと同様に、子供が言い訳をする根底には、「ママとパパから嫌われたくない!」という気持ちがある、という事なんですね。
「親の愛を失いたくない!」という思いが強いために、「言い訳」が出てくる、という事なんです。
という事は、
「言い訳をする」=「親を愛している」
と置き換える事ができるという事です。
この事を理解しておく事と、子供が言い訳をした時の対応が、全く変わってくると思います。
どうしても親子関係になると、感情が入り、冷静な対応が取れないことが多いです。
でも、これを理解しておく、頭の片隅にあるだけでも、子供を怒鳴ってしまうような対応が、少し減ってくるのではないでしょうか。
全く感情をあらわにしない事は難しいですが、少しでもその回数が減るだけでも、自分自身を褒めてあげれる材料になるかもしれません。
子供に感情的に叱ってしまう事が、一番親として自己否定してしまう事に繋がってしまいますのでね。
「言い訳」=「親を愛している」
ですよ♪
子供の言い訳対策は?
では、子供が言い訳をしてきた時の対策は、どのようにしたら良いのでしょう。
親として、子供に言い訳をして欲しくない背景には、「素直に育って欲しい」という欲求があります。
言い換えれば、「嘘をついて欲しくない!」という思いがあると思います。
言い訳をする、という事は、親を愛している、と言いましたが、言い訳をしてしまう状況というのが、どういう時かというと、「本当の事を言うと=ミスをすると叱られる」という思いがあるから、子供も言い訳をしてしまうんです。
ミスをすると否定される、叱られる、という経験があると、どうしても子供はミスを隠そうとします。
そうです、大人でもそうですよね。言い訳をする時って、ミスをしている時ですよね。
子供は叱られると、親からの愛を失ってしまっているような感覚、を覚えてしまうのでしょう。
なので、
「ミス=親からの愛を失う」
という構図になってしまっているんです。
なので、ミスを隠す、言い訳をする、という事になるんです。
では、言い訳をしないようにするには、、、あなたはもうお気付きかもしれませんね。
そう、言い訳をしない子供に育てるにはミスを責めるのではなく、解決策を一緒に探してあげる、という工夫が大事になります。
もちろん親が忙しい時、余裕がない時は、一緒に探すよりも、解決策を親がパッと言ってしまった方が早い時があります。
全てにおいて、一緒に解決策を考えるという事は難しいと思います。
でもね、ちょっと余裕がある時だけでも大丈夫です。
子供は親の愛を求めています。
長い目で子育てを考えた時、一緒に解決策を考えたその時が、あなたの子供にとって、とても貴重な財産になります。
現在、お子さまの言い訳で悩まされている方は、ぜひ少しでも参考にみてしてくださいね♪
子供の言い訳は成長の証(あかし)?
子供が言い訳ができるようになったという事は、「語彙力」が増えている事の証(あかし)でもあります。
語彙力がないと、ただ泣いてとか、手や足が出たり、体(ボディーランゲージ)を使って言葉を表現しますよね。
親としては、子供がボディーランゲージで表現している時の方が、気持ち的には楽なのですけどねw
思春期と同じように、子育ての中で、言い訳も必ず通る道だと言われています。
ここでコツなのですが、私たちはついつい、今だけの事をどうしても考えてしまうのですが、これから先の未来の事を考えると、視界が少し違って見えます。
私たち親も子供も、日々「階段」を一歩ずつ上っています。
子育てをしていると、日々の忙しさから、目の前の事ばかりに目が行きがちになりますよね。
本当にやる事が多いですもん。
でもですね、ちょっと立ち止まって、日々階段の様に歳を重ねた先に、この家族がどうなっていたいのか、子供達にはどうなって欲しいのか、などを考えると、今のこの時期が、とても愛おしくなるのではないでしょうか。
この「言い訳」も一つの成長の証(あかし)だと思えば、少し気持ちも安らぐかもしれません。
ぜひ、ちょっと立ち止まって、一呼吸おいて、子供の未来の事を考えるようにしましょう。
少し微笑(ほほえ)ましくなるのでは。。。♪
まとめ
今回は、「育児相談で多い子供の言い訳!原因や対策は何?言い訳の裏には・・・」という事でお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
「子供の言い訳の心理」を知っておくと、親の対応は少しずつ変わっていくものです。
全てを変えるのは難しいですが、少し気持ちに余裕がある時に、笑顔で子供に接してみてください。
子供はいかなる時も親の愛を欲しています。
愛に包まれた子供は、どんな困難にも立ち向かえる、強い心が生まれてきます。
ぜひ、今回の記事も一つ参考にして頂き、子育てを一緒に楽しんで頂けたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪