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薬剤師歴とブログで生きているKAKIです

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冷え性対策!冬や夏にも冷え対策!女性も男性も食べ物やストレッチのコツも

柿原 成文

冷え性対策していますか?
冬はもちろん、最近は夏でも冷房による冷えのある方が増えていますよね。

「冷えは万病のもと」とも言いますよね。

「冷える」という事は、「血流が悪い」とも言い換えられます

そう、血流が悪ければ、脳梗塞だったり、糖尿病だったり、癌だったり、あらゆる病気のもとになってしまうからなんですね。

なので、ただの「冷え性」と侮(あなど)ってはダメです。

これからの人生を楽しく生きるために、少しずつ冷え性を改善していきましょう!

という事で、今回は「冷え性対策!冬や夏にも冷え対策!食べ物やストレッチのコツも」という事でお話しさせて頂きたいと思います。

冷えの原因は?

冷えは文明病

「冷え」は「文明病」とも言われています。
というのは、冷房器具や冷蔵庫、交通機関の進化や普及によるものが大きいと言われています。

それはどういう事かというと、まず冷房器具、夏の暑い時期にはエアコンを使いますよね。スーパーなどお店に行けば、寒いくらい冷房がかかっています。
職場でもエアコンがかかっていて、最近はデスクワークが主なので、デスクから動かない事も多いです。

なので、熱がどんどん奪われてしまい、夏でも冷えている人が多いです。

交通機関の進化や普及も同じです。
歩くことが少なくなります。
筋肉が動くことで熱エネルギーが作られるのですが、動かないので、熱エネルギーが作られなくなってしまいます。

このようにですね、「文明病」と言われるのは、単純に文明の利器によって、動く量が少なくなったから、というのが一つ主な原因なんですね。

なので、筋肉をよく動かし、血流が良ければ、冷えになりにくい体になる、という事なんです。

では、どのようにすれば冷えが改善されるのか?ですよね。

ここまで読まれた皆さんは、もう答えが分かっているかもしれませんね。

大きく分けて二つあるのですが、一つは「筋肉を動かして、血流を良くする事で冷えを改善する=外的要因」という事、そしてもう一つは、「食事や飲み物から冷えを改善する=内的要因」の二つがあります。

筋肉を動かして、血流を改善して冷えを改善する

筋トレ・ストレッチ

これはとてもわかり易いと思います。
歩いたり、筋トレ、ストレッチなど、筋肉は動くと熱を作りだします。
そして筋肉で作った熱を血液が全身に運びます。

その血液も、筋肉が伸びたり縮んだりするたびに、筋肉がポンプの役割をして、血液を運んでいきます。

そう、筋肉が動かなければ、熱も作れないし、血液も運べないしでダメなんですよ

なので歩くだけでも良いですし、かかとを上げ下げする、色々な部分のストレッチをする、という単純に筋肉を動かすことを意識すれば、確実に冷えは改善します。

でも、なかなか分かっていても、運動ってハードルが高いんですよね。今の生活に「プラス」するってなかなか時間的にも難しい人も多いです

そのような人にお勧めなのが、「つま先立ち」です。

なんだ、そんなこと!って思うかもしれませんが、やってみると、意外にすっごい効き目がああるんですよ♪

冷え性の人は、足先がとっても冷たいですよね。
その「つま先」を使って立つという行為が、足先の筋肉を使い、足先の血液を流して循環させる、という事にもつながりますし、つま先と同時に、ふくろはぎ・膝裏・太もも裏側・臀部(お尻部分)・背中と、つま先で体全体を支えないといけないので、つま先だけではなく、実は体全体を使って支えているんです。

ただつま先立ちをしているだけで、全身運動にもなるんです。

しかも、つま先立ちって、いつでもどこでもできますよね。
家事をしながら、電車に乗りながら、信号待ちをしながら、、、ちょっとのすき間時間や、何かをやりながらでもできます。

そう、普段の生活のついで、で良いので、けっこう長続きしやすいです。いつもやらなくても、気が付いた時だけでも良いです。ちょっとやるだけでも、やらないよりは断然良いですもんね^^ぜひ試してみて下さい。

食事や飲み物から冷えを改善する

温食材をとろう

「温食材」というのを知っていますか?
食材には、体を温める食材と冷やす食材があります。

冷やす食材とは、夏の野菜を思い描くとわかり易いと思います。
水分が多く、夏が旬のもの、例えばキュウリとかスイカとか、夏に欲しくなるもの、それが体を冷やす食材になります。
水分が多いと、それだけで冷たく感じ、冷えるイメージがわきますよね。

逆に、温める食材とは、冷やす食材とは逆で、水分が少なく、寒い時期が旬のものになります。
例えば、カボチャやゴボウ、ニンジン、レンコン、ダイコンなど、またはリンゴやさくらんぼなどの寒い地方で盛んな食材、色で言えば赤や黒やオレンジ、そして、地面の下で成長するものが、温食材として挙げられます。

こういった食材を積極的にとる事で、体を温める事になりますので、ぜひ参考にして下さい。

よく噛んで食べよう!

噛むことによって、脳の咀嚼(そしゃく)中枢が刺激され、脂肪の燃焼が促進されます。脂肪の燃焼が促進されると、熱が作り出され、体も温まる、という事になるんです。

脂肪が燃焼されるので、ダイエットにも効果がありますし、体を温めることにも繋がりますので、手軽でとてもお勧めです。

食材を大きめに切ったり、こんにゃくやキノコ類など、よく噛まないと飲み込めない食材を選ぶといったのも、噛む回数を増やしてくれるので、とても良いと思います。

冷たいものをの摂りすぎない!

冷たいものを体に入れると、口、食道、胃、腸という体の内部が直接冷えてしまいます。
体の内部が冷えてしまうと、単純に冷えの原因になるのですが、内臓の機能も悪くなります。つまり動きが悪くなるという事です。

胃腸の動きが悪くなると、消化が悪くなり、下痢や便秘になってしまったり、免疫機能も悪くなり風邪をひきやすくなってしまいます。

これは冬だけの話しではなく、夏も同じ事が言えます。

夏に暑いからと言って冷たいものばかりを摂りすぎていると、内臓が冷えて、胃腸機能が弱り、食欲がなくなってしまうような事って多いと思います。

そうです、夏でもなるべく冷たいものではなく、内臓を冷やさないために、ぬるめの水分を摂った方が、実は体にとっては良いという事なんですね。

まとめ

今回は「冷え性対策!冬や夏にも冷え対策!女性も男性も食べ物やストレッチのコツも」という事でお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

当たり前の事が多かったかもしれませんが、物事の本質は、普段当たり前にしている事の中に多くあります。

昔からの「おばあちゃんの知恵」的な事も、実は掘り下げれば本質的な事が多く含まれています。
ぜひ、今回の内容もとても簡単ですので、実践して欲しいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました♪

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