【薬剤師監修】薄毛には湯シャンがおすすめ!シャンプーが薄毛の原因!?【AGA】
シャンプーが薄毛の原因になることがある!と聞いたことがありますが、本当ですか?
はい、残念ながら本当です!
シャンプーが薄毛の原因になることがある!と聞いたことがある人も、多いのではないでしょうか?
そこで近年、薄毛仲間の間では、シャンプーを使わない「湯シャン」が注目されています!
え!?でも私、シャンプーで髪を洗えないと生きていけないです!!
分かりますよ!私もスッキリさせたい派でした!でも今はすっかり「湯シャン派」です!
この記事でわかること…
シャンプーが薄毛の原因になる理由
湯シャンが薄毛の救世主になる可能性がある理由
僕と一緒に勉強していきましょう!
この記事を読んで…
なぜシャンプーが薄毛の原因になるのかわかった!
湯シャン!やってみようかな!
と思っていただけたら嬉しいです!
理由がわかると、やりたくなるはずです!!ぜひ最後までついてきて下さいね!
今回の記事はこの本を参考にしています
余分な皮脂は湯シャンで洗い流せる?
「余分な皮脂」は温水(36〜38℃)で洗髪すると、洗い流すことができます!
シャンプーでないと、皮脂を洗い流せないのではと思っている人がほとんどです
勘違いしている人がほとんどです。それでは、皮脂とは何なのか?そこから学んでいきましょう!
皮脂とは
皮脂は、皮脂腺から分泌される油脂状の物質で、皮膚(表皮)の角質層に存在し、汗腺から分泌される汗などと混じり合って皮脂膜を形成し、皮膚表面を覆っています
(出典:メディプラス乾燥予防研究所さん)
皮脂の役割
頭髪に関わる皮脂の役割は大きく分けて2つあります
1、異物の侵入を防ぐ
外界からの異物や雑菌、アレルゲンの侵入を防いでくれます
さらに、直接的なダメージや摩擦からクッションの様に皮膚を守る作用もあります
2、保湿作用
皮膚表面に皮脂による油脂状のバリアを張ることで、皮膚から水分が必要以上に蒸発するのを防ぎます
皮膚表面をコーティングする天然の保湿クリームとも言われています。
ちなみに、皮脂を出す皮脂腺がもっとも多いのは「頭部」です
皮脂が温水で落ちる理由
なぜ皮脂が温水で落ちるのかを考える時に、「食器洗い」を考えると分かりやすいです!
油がついた食器を洗うとき、冷水よりも温水の方が汚れが落ちやすいです
油汚れが一番落としやすくなる温度は約40度以上だと言われています
お湯の温度が高くなるほど油の粘性が弱くなり、落とすのが簡単になるからです
皮脂とは、油脂状の物質ですので、油汚れと同じように、お湯の温度が高くなるほど粘性が弱くなり、落とすのが簡単になります
『新版 被服整理学 その実践(光生社)』によりますと、混合皮脂汚れの融点は35〜37℃とされており、30℃の低温ではペースト状ですが、40℃では液体となり、取り除き易くなります。(融点とは、固体が液体になり始める温度のことです)
つまり、頭皮の皮脂も油脂状なので、油汚れのように温度が高くなるほど、落ちやすくなるというわけですね!
そうです!でもね、頭皮の場合は、温度が高ければ高いほど良いワケではないのですよ
湯シャンの適正温度とは?
湯シャンの適正温度は36〜38℃です!
食器の油汚れを想像してみて下さい。温度が低いと、油汚れは固まったままで、なかなかベタベタが落ちません。温度が高くなればなるほど、油汚れは早く溶け落ちていきます
食器の油汚れの場合は、油を取り除くことが目的なので、いくら温度が高くなっても問題ありません
食器洗いで水の温度を高くし過ぎると、手指の潤いがどんどん無くなってしまいますけどね
でも、『皮脂は頭皮のバリア機能』も併せ持っているので「なくてはならない存在」でもあります!
「余分な皮脂や汚れ」を取り除くことが目的なのに、必要な皮脂まで取り除いてしまっては、頭皮にとってはマイナスなってしまいます
だから「湯シャンをする時の適正温度は36~38℃」なのですね!
余分な皮脂をきっちり落としながら、頭皮と髪にダメージを与えない温度が36〜38℃なのです
40℃を超えてしまうと、本来は留めておきたい必要な皮脂まで溶けてしまい、頭皮が乾燥しやすくなり、頭皮の痛みに繋がってしまいます
薄毛にシャンプーは害!?
シャンプーには、「界面活性剤(かいめんかっせいざい)」という、脂を浮かせて取り除くものが入っています
その中でも、「硫酸系」のラウリル硫酸、硫酸ナトリウムなどは、安価で泡立ちも良く、洗浄力もとても強いので、流通しているシャンプーの多くに含まれています
「硫酸系」のシャンプーは、泡立ちも良く、洗浄力が強いので、使い心地は良いのですが、必要な角質層も溶かしてしまい、頭皮がボロボロになってしまう可能性もあります
頭皮を覆う皮脂や角質は、お肌を守る「鎧」のようなものです。それを毎日ゴシゴシと取り除いてしまうと、頭皮へのダメージが多くなってしまいます!
薄毛の人はもちろん、できれば全ての人が、洗浄力の強い硫酸系の界面活性剤を含むシャンプーは、控えるようにした方が良いですね!
シャンプーには化学物質がいっぱい!
シャンプーは化学物質です。シャンブーの種類によっては約40種類近く化学物質が含まれている製品もあります
毎日のシャンプーから、たくさんの化学物質が頭皮の毛穴から入り込み、毛根を傷つけている可能性があります
傷ついた毛根から生える髪は、細く、長く成長できず、、、薄毛になってしまうのも不思議ではありませんね
日本のシャンプーの歴史?
日本で界面活性剤入りシャンプーが登場したのは、1950年代の約70年前から、つまり戦後からです
髪をきちんと洗うようになったのでさえ、江戸〜明治時代の近代です
え!?もっと昔の人の絵画などを見ても、髪がフサフサの人も多いですよね!
そうです。むしろ毎日清潔にシャンプーする現代の人の方が、薄毛に悩んでいる人が多いです!
湯シャンのメリット
シャンプーを使わず、湯シャンをするメリットは何でしょう?
湯シャンのメリットは主に5つあります!
湯シャンで皮脂が正常化される
(出典:メディプラス乾燥予防研究所さん)
シャンプーを使うと、過剰に皮脂を洗い流すことになるので、皮脂腺は常に皮脂を補おうと、活発に活動して皮脂を出してしまいます
シャンプーから湯シャンに切り替えると、余分な皮脂だけが洗い流されるので、頭皮に必要な皮脂の量が保たれます
そうすると、だんだん皮脂腺は、適正な皮脂の量を把握できるようになります
湯シャンによって皮脂の量を適正化することができると、頭皮がベタベタになりにくくなります
シャンプーを使っていると、必要以上に皮脂を取り除いてしまいます。すると皮脂腺が活発に働いて皮脂を出し過ぎて、夕方くらいになると髪がベタベタになってしまう人も多いです
髪がベタベタになるのは、そういう理由だったんですね!
頭皮の乾燥を防げる
シャンプーで頭皮の表面を守ってくれている皮脂を、過剰に取り除いてしまうと、頭皮から水分が抜けやすくなってしまいます
しかし、シャンプーから湯シャンに切り替えることで、皮脂が正常化されます
適正な量の皮脂があると、頭皮の表面を皮脂膜が覆ってくれるので、水分が抜けにくくなります
つまり乾燥を防げるというワケです!
シャンプーの化学物質による頭皮ダメージをなくせる
シャンプーの中には、約40種類もの化学物質が含まれている商品もあります。
そもそも、髪はもちろん、体にとっても、化学物質は必要ありません!
シャンプーの強い洗浄力で、頭皮のバリア機能を持つ皮脂を取り除き、さらにシャンプー中の化学物質を頭皮に流し込んでしまうことになるわけです
う〜ん、想像しただけでもツラい…
そうです、頭皮は確実にダメージを受けますよね!
シャンプー代が節約できる
シャンプーは、1本数百円の商品もあれば、1本3,000円以上する商品もあります
薄毛が気になる人は、特にシャンプーにも気を使いますよね
気を使うというのは、薄毛の人は良い商品と思われる、高い商品を購入する、髪に投資する傾向があります
実は私もそうでした…
私もTV宣伝されていたり、ドラッグストアで高らかに宣伝されている商品を、良かれと思い購入してしまっていました
「高い商品であればあるほど頭皮に良い!」と勘違いして
高い商品ほど良い!と思っちゃいますもんね!
高級なシャンプーの裏の成分表を見ると、化学物質のオンパレードです!
そもそもが、過剰に皮脂を取り除くシャンプーは必要ないと分かれば、シャンプーを買う必要もなくなります
つまり、シャンプー代が節約できるというワケです!
頭皮以外の皮膚全体にも好影響
シャンプーで洗髪した後すすぐ際に、シャンプー成分が泡と一緒に体全体にも洗い流されていきます
ということは、シャンプーの界面活性剤が、体全体の皮膚に行き渡っていくことになります
あ、頭皮だけではなく、体の皮膚も影響が出ちゃいますね
シャンプーの界面活性剤は洗浄力が強いので、皮膚の必要な角質層も溶かしてしまい、体の皮膚もがボロボロになってしまう可能性もあります
皮膚科の先生も体を洗うときは、シャンプーと作用が似ている石鹸を使わないように指導している先生も多いです
湯シャンで皮脂の正常化にかかる時間
湯シャンをはじめたら、すぐに皮脂は正常化されるのですか?
今までシャンプーを使って過剰に皮脂を洗い流していたので、「皮脂腺」はそれを補うために必要以上に働き、皮脂をたくさん分泌することに慣れてしまっています
シャンプーをやめれば、皮脂腺も皮脂が足りていることを理解して、徐々に分泌量も減ります
過剰に働いていた皮脂腺が、人間本来の分泌量に正常化するには、およそ1ヶ月かかります!
なので、湯シャンに変えても、皮脂腺が正常化されるまでのおよそ1ヶ月前後は、皮脂が過剰に分泌される状態です
不快感がなくなるまでの期間を、いかに我慢できるかどうかが、湯シャン成功のキモですね!
湯シャンする有名人
実は「湯シャンをする有名人」はたくさんいます!
タモリさんは、湯シャンを広めた芸能人と言っても過言ではないです
タモリさんは、シャンプーだけでなく「体の汚れも湯船に浸かれば落ちる」と公言し、タモリ式入浴法としても話題になっていました
ローラさんやYOUさんなど、女性も多いのにびっくりです!
湯シャンのデメリット
湯シャンのメリットはよく分かったのですが、デメリットについても考えてみましょう!
湯シャンにもデメリットもあります!しかし、湯シャンをする意義を理解しておけば、さほど気にならない程度のデメリットですよ
今までシャンプーで過剰に皮脂を落としていいたので、皮脂腺が過剰に働いています
そのため、湯シャンを始めても、しばらくは皮脂腺が今まで通り過剰に働いてしまいます
皮脂を必要以上に分泌してしまうため、頭皮はしばらくベトついてしまいます
はじめは少し匂いも気になるかもしれません
しかし、これもしばらく湯シャンを続ければ、皮脂腺も正常化され、余分な皮脂を分泌しないようになります
皮脂腺が正常化されれば、匂いもベトつきも気にならなくなるでしょう!
いつかは適正な皮脂の量になると、きちんと理解していれば、さほど大きなデメリットではないですね!
整髪料は湯シャンでは落ちにくいです!
なので、整髪料を使った日はむしろ、シャンプーを使ってきちんと整髪料を落とすことが重要です
整髪料が髪に残ってしまうと、汗や脂が毛先の方へ流れず、頭皮に留まってしまうため、より頭皮環境を悪くしてしまう原因にもなってしまいますので
整髪料を使わないといけない場面もありますので、場合によって使い分けていきましょう!
湯シャン体験談
僕は湯シャンに2回チャレンジして、1回目は挫折してしまいました
挫折してしまった理由の一つは、整髪料の洗い残しによるベタつきと匂いです
整髪料は湯シャンでは落ちきれないので、どうしても残ってしまいます
ベタついてしまい、不快感が半端ないです
整髪料が残ってしまった髪の毛は、積み重なると「匂い」も発生します
自分では気が付かなかったのですが、周りの人に言われて気が付きました
周りの人に言われると…恥ずかしくなってしまいますもんね
そのため、1回目のチャレンジは、あまりに不快で2週間も持ちませんでした
2回目はなぜ成功したのですか?
答えは簡単、不快の原因である「整髪料」を使わないようにしました!
初めは、整髪料をつけなくなると、ヘアセットが上手くいかず、髪がペチャンコになってしまうので、とにかく人に会いたくなかったです
でも、日に日に整髪料がないことに慣れていくことと、少しずつ皮脂が自然の整髪料となり自然な整髪ができるようにもなります
皮脂は、自然の整髪料とも言われますよね!
整髪料をつけないので、朝のセットに時間がかからないですし、お風呂に入った時にシャンプーを使わなくても良いので、とっても時短にもなりますしね!
↓ こちらから、KAKIの実体験を記録しています!
まとめ
「湯シャン」に関する記事はいかがでしたでしょうか?
「湯シャンのメリット」や「シャンプーに関する正しい知識」を知っていただき、一人でも湯シャン仲間が増えると嬉しいです!
この記事を読んで…
なぜシャンプーが薄毛の原因になるのかわかった!
「湯シャン」!やってみようかな!
と思っていただけたら嬉しいです!
理由がわかると、やりたくなるはずです!!ぜひ一緒に楽しんでやりましょう!随時、体験談をTwitterで更新していますので、のぞいてみてくださいね!